おはようございます!そらまめです。
超少人数の幼稚園に通っているれんさん。
今、年中組なのですが、れんさんの学年は れんれんを含めみんな〝我が道を行く〟タイプです。
基本的にあまり対立したり争ったり…ということがありません(^^;
その代わりあまりまとまりもないらしいですが笑
延長保育で「戦いごっこ」
そんな、
オレも自由
わたしも自由
自由ってサイコー!
な環境で過ごしているれんさん。
普段から、縦割り保育も充実していますが、通常保育後の延長保育では、とても人数が少ないので、年少さん〜年長さんみんなで遊びます。
そんな延長保育にて。
戦いごっこやってみたい
いわゆる戦隊ものや、ヒーロー系を全く知らないれんさんです。
同じ学年の周りの子たちを見ても…
男の子は
・動物&植物博士
・ジブリ大好き
・お絵かき&工作大好き
女の子は
・プリンセス大好き
・おままごと好き
・読書好き
で、れんさんは
・乗り物好き
戦う要素が生まれない。
(いつもはこんな遊びばっかりです。
お外では、女の子たちとお家ごっこをしていることが多いそう。ちなみに、れんれんのクラスは、クラス全体がそんな感じらしく、男の子も女の子もみんな一緒に遊んでいるみたい。)
ある日、延長保育で、1つ年上の年長のお兄さんから
「戦いごっこをやろう」
という提案を持ちかけられます。
負けました
以下、私は直接見ていないので、本人と幼稚園の先生の証言をもとに書きますね^ ^
「戦いごっこしよう」
という提案に、多分あんまり何だか分からないまま、
「うん」
と答えたれんさん。
誘ってくれたこのお兄さん自身も、普段とても優しい子で、延長保育のときにれんれんに将棋を教えてくれたり…とたくさん遊んでくれるので、楽しいことをするのだと思ったのでしょう。
また、幼稚園では、戦いごっこ自体は遊びの延長として禁止していないものの、
〝ごっこ だから、本当に当てちゃダメだよ〟
という指導をしていたようです。
いざ 戦いごっこが始まり…年長のお兄さん、気持ちが高ぶってきたのでしょう。
〝当てちゃダメだよ〟
のお約束を忘れて、れんさんの顔を中心に本当にパンチが当たったよう(^^;
あざができたり等はなかったので強さはそんなになかったものの、その回数(「ここと、ここと、ここと…やられて痛かった」と後から話していました。)と、普段パンチなんてされたことがないショックで身も心も敗北した…という感じでした( ´∀`)
相手は年長さんで、身体の大きさも違うしね。
知らない間に成長していたようです
そんなれんさんですが、負けて悔しい気持ちはあったようで、延長保育の先生に発見されたとき、れんさんは、
おままごとのリュックを背負い、帽子を深くかぶって静かに泣いていた
…とのことでした。
顔が涙でベチョベチョになっていた…とお迎えの際に聞いて、笑いを堪えるのが大変だった私^ ^。
悔しいとか、涙は見られたくないとか…、知らない間に そういう気持ちが芽生えていたのね、という発見もありました。
家では教えられないこと
ひとりっこのれんさん。
こういうことって、なかなか家では教えられないことだなぁ、と後から思いました。
日頃、お友だちに乱暴なことをしたり、乱暴な言葉を使ったりすることはダメだよ、と教えることはあっても、実践で、
・実際にやられたらどんな気持ちになるのか
・どうやって対処したらいいのか
・今回のように〝悔しい〟という気持ちの体験
・逆に、もし相手を泣かせてしまったらどうするか
などなど、人と人との中、子ども同士の中でしか学べないこと。
痛い思いはしたけれど、貴重な学びをしたのでは…と思い、その年長さんのお兄さんに感謝するのでした。
せっかく、超少人数の幼稚園に行っていて、子ども同士の関わりが密接な環境なので、こういうこと、たくさん学んできてくれたら嬉しいなぁ…と感じています。
あ、でも、痛いのはもういいのかな笑
それでは、今日もありがとうございました!