こんにちは、そらまめです♪
今日は、読書感想。
「怒り」がスーッと消える本
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です。
これまで、育児に役立てようと思い、自己肯定感のことや アドラー心理学の方面の方の子育て本を読んできました。
今回のこの本との出会いは、
べーさん(夫)がこの冬休みに読む本として購入した何冊かの本のうちの一冊で たまたま家にあった…というきっかけだったのですが。
何だかんだいって、前向きな本なんて読んでも、結局毎日イライラして怒ってるし。
(〝なんて〟という表現は良くないか^ ^ 。アドラーからも自己肯定感の本からも、いいエッセンスはたくさんもらったもんね。)
という自分へのツッコミから、その本を手に取りました。
あ、もちろんべーさん(夫)が読み終わってからね。
べーさんの合言葉:アンガーマネジメント
一度、ウツになり、半年以上休職したべーさん。
当初は『抑うつ状態』…と書かれていた診断書も、時間をかけて 現在の診断名は双極性障害(II型)。
ウツになったから…といって、すぐに、
「はい、あなたの病名は〇〇です」
…とはならず、合う薬や、症状の経過を見て、時間をかけて診断名がつきました。
(診断名がついたのと、復職したのと、同じくらいの時期だったような…。今でこそ『これはべーさんの体質みたいなもんだね』と思いますが、当時は病名も決まらないなんて どういうことなのだろう…と見ているこちらは不安が募るばかりでした^ ^)
そんなべーさんを、おおざっぱすぎる妻の私目線で、一言で表現するなら、
クッソ真面目
です。クソではありません。
クッソ
です。
で、そんなべーさんの合言葉が
『アンガーマネジメント』
だったりします。
自分の考えから外れる言動が許せないタイプで、なおかつそれがあからさまに態度に出てしまうみたいなの。
(その『自分の考え』が、社会的に見てもちゃんと正しいタイプだから、社会でやってけてる…って感じかな。もしも『自分の考え』が特殊なタイプだったら全く違う人生が待っていたのでは…(^^;;。)
家ではそんな姿滅多に見ないのであまり想像はつかないんだけど。
そんなべーさん。
もちろん毎日の生活習慣を整えたり、きちんと薬を飲んだり、が大事なのですが、そのほかに 本を読んだりカウンセリングを受けたりして、ものの考え方や気持ちの整理の仕方を学ぶことも、生きやすくなるのに役立ちます。
(あ、発症してからもう4年ほど経ち、薬の量も、少しずつ減薬している状態で、症状自体は今はほとんど出ていません。発症したては、本読むとか無理です。病院行って、もし食べられたら消化の良いものを食べて、とにかく寝てください^ ^)
そんな経緯でこの本がうちに来ました。
怒りには種類がある〜自分の怒りを分析しよう
詳しくは本を読んでみて欲しいのですが、怒りにいくつか種類がある…というのが紹介されていて、こういうのを手がかりに自分の気持ちを分析していくのが大切なんだなぁ、と感じました。
ここの部分を読んでいて思い出したのは実家に預けている猫のこと。
そらまめ家には、結婚してすぐの頃に「どうしても…」とお迎えした猫ちゃんがいます。
当時住んでいたのは動物飼育禁止の賃貸。
そこで、もうすでに猫を飼っていた実家にしばらく預かってもらうことにしたのですが…。
環境の変化がニガテすぎる子で、一軒家に引っ越し後もそのまま実家に住み続けています(^^;;
この猫ちゃんがですね、なんと!
私を見るたびに怒るんですよ( ゚д゚)!
…だから、いつ写真を撮ってもご機嫌斜めな顔。汗。
実家に住んでいるのですが、予防接種など 病院に行くときは私が連れて行きます。
なので、
私が近づいたり、触ろうとする
↓
また病院に連れて行かれる…と思う
↓
危機だ!
↓
シャーッ!!
↓
その時に応じて逃げられたり、猫パンチをおみまいされたりする(^^;;
という流れがこの猫ちゃんの頭の中で出来上がっている。
そりゃ うちに来るわけないな( ゚д゚)
れんさんに期待しすぎなのかも〜『お互いの』思いにちゃんと目を向けていたかな。
役割期待のずれ…という言葉に大きく頷く
この本の中で一番「あぁ!」と思ったのはこの文でした。
私たちはあらゆる人に対して、何らかの「役割」を期待しているものです。
駅ですれ違った知らない人にすら、「知らない人」という「役割」を期待しています。
「対人関係療法」の精神科医が教える
「怒り」がスーッと消える本
株式会社大和出版
56ページ より引用
ホントこれだ…。
私がれんさんに求めているものがれんさんの現状と一致していなさすぎる…?
自分の、れんさんに対するイライラの原因と、『何をれんさんに期待しているのか』を併せて考えてみたとき、自分の中でキーワードになったのが
『言われなくても』〇〇して欲しい
という部分かな、と感じました。
同じことを何回も何回も…毎日毎日 言っている ということが今の自分にとってストレスのようです(^^;;
れんさんが小さい時は、こんなにイライラガミガミおかーちゃんじゃなかった…と私自身が自覚しています。
理由も、こうやって分析してみると自分ではっきりわかる。
れんさんには、
『(まわりのお友だちの様子を見て、)もう5歳なんだからこのくらいできるでしょう』
『(たまたま一回のまぐれだったかもしれないのに、)一度出来たことは、もうこの先ずっと安定してできるはず』
…を期待してる!
もう一つ、その期待を裏切る、という条件が整った時に、ほぼ〝反射的に〟怒ってる( ゚д゚)
怒りのやる気スイッチが勝手にオンになってる。
「おかーちゃん、こわっ。」
というれんさんの心の声が聞こえてきそうです。
怒られたらどうする?
一方的に私に怒りを向ける猫ちゃん。
本当に病院の日以外は、彼を怒らせないように、こちらから距離を取ってそーっとしておきます。
一方的に私に怒られるれんさん。
怒られるのを回避するために、〝言われた時だけ〟動きます。
しかも、その〝言われた時だけ〟って…
「早く食べなさいっ!」
と言われて一口食べる…とか。
本当にほんのちょっとで、あとはぼーっとしていたり。(特に朝!)
1分後に同じ注意をまたしていたりとか。
猫ちゃんは、距離をとれば一応解決。でも、人間(れんさん)はその時だけ動いても何の解決にもなってなかった(゚o゚;;
自分自身が『こうあるべき』に縛られてる…ってことに気づく。
どんだけだよ!
突っ込まれそうなので書かないことにしようかな、とも思ったのですが…自分の気持ちの整理も兼ねて、れんさんに期待していたこと一覧です。
全て頭に
『言われなくても』
をつけて読んでください。
・朝、一人でパッと起きる
・食事は、無駄なおしゃべりをせず食べる
・さっさと身支度する
・同じ話しを何度も繰り返さない
・ネガティブなことは言わないで
・お兄さんらしくして(赤ちゃん言葉を使わない&指しゃぶりをしない)
・ふざけない、だらだらしない
・なんでも頑張る
そらまめ家、ブラック企業だ、ブラック企業。
それも全て、私の
「私がこんなに頑張ってるんだからお前も頑張るべき」
みたいな期待とセットになっているという悪循環。
れんさんに言わせてみれば、
(もちろん、れんさんそんなこと言わないけど)
「いや、別にオレ、おかーちゃんに頑張れなんて言った覚えね〜し。そっちが勝手に無理してそれをこっちに押し付けてきてるだけでしょう。」
だし、それが反抗期になったら、
「オレ、産んでくれなんて頼んだことないし!」
につながりそう。それはやだ。
(もしそうなったら、「おかーちゃんがれんれん下さいって神さまにお願いしたの」と言おうかな…)
れんさんに対してそんなブラック企業な考えを持っている私ですが、私自身にも同じような呪いをかけています。
(長くなるので割愛。)
理由は、
『頑張らない自分は愛されない』
という感覚が小さい頃から抜けないから。
次へ続く…
そんなようなことが、この本を読んで気づいたこと&感想でした。
ここから、次の感想文こそ、
「自己肯定感」を高める子育て
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につながっていきそうだな…と思っています^ ^
イライラしなくなったかどうかはまた次に…^ ^(おいっ!)
それでは、今日もありがとうございました!