こんにちは、そらまめです!
今日もただの日記です。
我が家の子どもたち、時間がある時は、よくグループレッスンの人数を増やすためのメンバーとして、私の仕事場に入って色々な人とリトミックをやっています。
で。
ある親子クラスで音の長さの違いをやっている時に、とある音楽を聞いて子どもたちは私が提示した通りに2人組をつくって手をトントン合わせようという反応。
ところがその時ペアだった下の子 りんさんの相手(大人)が違う反応をしてその場から動いてしまって…。
りんさん、大慌てでペアのママさんを見ながら
『ちがうのぉ…』
とまるで友だちに話しかけるようにしていたのが本当に面白かったのです。
この時、このグループは誰ひとりとして『親と子』のクラスなんて考えていなくて、大人も子どももお互いそれぞれグループのメンバーとして独立しているのだな…というのが可視化されて。
この現象、私がレッスンをしている親子クラスレッスンではかなりあるあるなのですが、親子分離して子どもだけのレッスンになってしまうともうこの体験はできないので、この場面に遭遇した保護者さんにはよく『ラッキーでしたね!』という話をします。
全員がこの体験ができるわけではない、というのと、年齢とか何も関係なくみんな同じ立場でつながっている感じがとても愛おしいというか。
私もその場に立ち会えてラッキーだったな、といつも思います。
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ところでこの手の話を同業の先生にすると大抵驚かれます。
親子クラスで親にスポットライトが当たる活動なんてある!?
というようなことを言われるのです。
最初にそう言われた時、何が…?と思ったのですが、
どうやら自分が『親子クラス』としてレッスンする時、『親子一組』ではなく、『初心者1(大人)&初心者1(こども)』とカウントしていて、その考えが割と珍しいようだ、ということを知りました。
なんなら、
初心者1(大人、歌がうまい、個別に動く時最初に当てると照れる)
初心者1(こども、かわいい、動きが得意、かわいい)
などなど、大人こども関係なく一人ずつ別々に分析されています。
親子分離が近づいてくる頃には全員かなり集中力が必要な課題をやるので大人も脳トレか何かのようにスリルを味わいながら活動を楽しんでほしいな、と思います。
親子クラス楽しそうでいいなぁ、と思いながらいつもレッスンをしています。
大人も脳トレになるしコスパもいい気がする。笑。
間違えてもみんなで『できない!』とゲラゲラ笑ってまた取り組もうと真剣になる眼差しにいつもエネルギーをもらっています。
なんで今日はこんなことを書いているかといえば、いつもならとっくに親子分離しているはずの年中さんが、クラスじゅう揃いも揃って親子分離することを拒否しているのです。
もう内容的にはしっかり理解して子どもたちだけで充分やれるのに。笑。
『じゃあもう来週からお母さんたちも、もう〝お母さん〟ではなくて〇〇ちゃん、□□ちゃん、って名前で呼ぼうか?』
という話をしているところです。(斬新な親子分離!)
それでは、今日もありがとうございました!