こんにちは、そらまめです!
夫、べーさん(←30代後半)の脳出血から、早くも1ヶ月経ちました。
脳出血。
べーさんの場合は 脳の中を直接治療をするわけではありません。
これが原因だろう…と思われる高血圧の治療を投薬で行うほかには、とにかく自宅で安静にしていることが求められます。
…というわけで、お仕事をお休みしてリハビリ&自宅療養な毎日です。
そして本日は、退院後2度目の外来受診。
いよいよ、職場復帰の目安時期を教えてもらえたりするかな(´∀`)
「ゆっくり休んでください」
と言われても、本人は早く活動再開したいようで、うずうずしている様子です。
どのくらいお休みするのか目安も教えてもらえないから(回復の状態やリハビリの進みぐあいで変わるから、お医者さんも答えられないですよね、きっと(^^ゞ)、余計にモヤるのはなんかわかるなぁ。
前回の記録後からここまでの出来事をまとめておきます
リハビリに通う
出血量は少なめだったべーさんですが、たぶん3日ほど気づかず放置してしまったので、地味な後遺症が残ってしまった…という雰囲気です。
(脳出血の対処はスピードが大事だそう。ベーさんも、いくら片頭痛持ちでもさすがに、寝込みたくなるほどの頭痛が数日つづいたら〝いつもと違う〟と感じそうなものですが(^^ゞ 出血の範囲が小さかったので、麻痺やろれつが回らなくなる症状をすぐに自覚するところまではいかなかったんですよね。 このブログを読んでくださっているみなさんも、いつもと異なる頭痛があったら、早めに病院に相談したほうがいいですよ!)
現在、週に2〜3回ほど、入院した病院のリハビリ部門に通っています。
足の形を矯正する器具も購入してリハビリに使っています。
これをつけると、歩くときに地面につく足の形が正常になるので、ラクらしいです。
高血圧対策のため減塩に取り組む。腎臓が弱いお友だちからのアドバイス
年1回の職場での健康診断では、〝やや血圧が高めなので経過観察〟(=即治療にはならない数値だった)と言われていたベーさんです。
通常だと、その程度の血圧で脳出血になることはないそうで、ストレスや気候的な問題等で一時的に血圧が高くなっていたのでは?とのことですが、〝やや〟とはいえ血圧が高めなことに変わりはないので、降圧剤と、日々の血圧測定で血圧をコントロールすることになりました。
さらにお医者さんからのアドバイスで、家庭では減量(←ベーさん、ぽっちゃり体質です。痩せるだけで血圧って下がるらしい。)と、減塩をお勧めされました。
なるべくいつもの味を保ったままの減塩に取り組みたいと思っています。
私の職場に、腎臓の病気があり、食塩の摂取量を抑えているお友だちがいます。
私にとって彼女は 減塩の大先輩。
普段持ってきているお弁当を見せてもらったり、どうやって減塩しているか教えてもらいました。
素材の味を楽しむ
まず、
「お肉もお魚も、新鮮な食材を買ってきて何もつけずに食べるんだよ。ちょっと高くつくけど。」
とのこと。たしかに、新鮮な食材ならなにもつけなくてもおいしいですね。
添付の調味料は全部使わない
調味料が添付されている食品(焼きそばとか、納豆とか)は、自分で使用する量を調整できるから扱いやすい…とのこと。
これは、私にとってはちょっと目からうろこでした。
添付のものは全部入れるものだ…という思い込みがあったのだと気づくことができた…というか。
そっか、半分だけ使う…とかもありだよね。
という発見がありました。
このアドバイスをもらってから、我が家では、納豆のたれは3分の1だけ使う・焼きそばは、3つ入っている粉末ソースのうち1つは使わず残して代わりに少量のカレー粉を入れる、など、いろいろ実験して工夫するようになりました。
薄味も、思っていたよりも簡単に慣れてきました。
外食もしょっぱいものも、全部やめなくても大丈夫
減塩を意識しだしてまだ日が浅いのもあり、
「これから一生薄味のものだけを…」
と思っていましたが、
・外食の予定があるときは その前後の食事で塩を摂らないようにして、1日の中で調整すれば大丈夫
・カリウム摂りたいから、毎日バナナ食べてる
・塩分絶対ダメ!…とストイックに考えているわけじゃなくて、たまにはおせんべいも食べても大丈夫。量だけ気をつければいいんだよ。
とのこと。(それでも最近は減塩が当たり前になってきたので、ポテチなんかのスナック菓子もあまり欲しなくなった…とも言っていました。)
減塩は家族みんなで
以上、減塩初心者の私にいろいろ教えてくれました。
ちなみに、もれなくその子の旦那様もその生活に合わせてくださっているらしいとのこと。(余談ですが、この旦那様かなりの神で、このお友達のためにお料理を毎日のように作ってくれている話をよく耳にします(^^))
そして時々、体格も違うし、塩分不足だろうから、と梅干しを食べてもらったりして対処しているとのことでした。
旦那さんの、そのお友だちに対する愛に感動です。
見習おう。よし、見習おう(笑)
アドバイスに感謝m(__)m!
体調の変化
後から考えると、これが前兆だったのかな、と思うことがあるらしいです。
それが、夫の場合は頻繁な頭痛だった、と言ってました。
たしかに、ロキソニン(ドラッグストアで買えるやつ)の消費が早くて、「自分で買ってきてよ!」と話していた気がします。
脳出血をやる1か月前くらいから、週1~2ペースで飲んでいたんじゃないかな。
(2年後追記:脳出血後、約2年が経過する現在、ロキソニンをはじめとする鎮痛剤の消費はほぼゼロです。あの頃は〝ベーさんは片頭痛の体質なんだ〟、と思っていましたが、ここまで変化するなんてちょっとびっくりです。(2020.6))
ちなみに、脳出血が落ち着いた現在は、頭痛は全くなくなったそうです。
入院している時にお医者さんが言っていた通りになっているとすれば、今頃、出血した部分は、血液が身体に吸収されて空洞になっている頃です( ゚д゚)。
以前に、親知らずを手術で取り除いた際、なぜか痛み止めを出されず(お医者さんが忘れたらしい。)、激痛のはずなのに3日間も耐えたという妙な記録を持っているべーさんなので……、痛みに鈍い強いのかな!?
子ども(4歳)の反応
れんれんも、夫が退院して帰ってきた頃は、いまいち状況をわかっていなかったようで(そりゃそうだよね(´∀`))、いつもみたいに飛びつこうとしたり、やっと帰ってきたとばかりにワガママを言おうとしたりしていました。
が、最近では、
「これはちょっと、塩分摂りすぎじゃない?(´∀`)」
などと、時には私よりも目ざとく夫のことを観察しているようです。
また、夫の方も回復してきたので、一緒にお風呂に入ったりして日常を取り戻してきています^ ^
これから
べーさんが仕事復帰したら、元通り…とはもちろんいかないけれど、だいぶ日常に近づくのかな。
はじめは、私が夫を職場まで送迎することになりそう…ということを、夫からも、通院先のお医者さんからも言われています(^^ゞ(多分、夫の会社の産業医さんからも言われると思う)。
「大変だ」「忙しい」と日々仕事のお疲れを口にしていたべーさんですが、いざそれを手放すとなると不安になるんだから、仕事って不思議な存在よね。
休養の大切さを家族で理解しつつ、仕事復帰をサポートしていきたいです(´∀`)
今日もありがとうございました!