そらまめのおと

8歳&2歳ボーイズの母が綴る育児記録と日々の日記。

『あなたにはフレーズ感がない』で憑き物が落ちた日記①

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フレーズ感 毒親 アダルトチルドレン 子育て

こんにちは、ご無沙汰しています、そらまめです。

 

気がつけば、1か月以上ブログの更新をしていませんでした。

そのあいだ 何をしていたかといえば、本を読み、料理をして、眠っていました。

(またコロナが流行ってきたので、家族が家にいることが多くなり、子どもたちはそのまま夏休みに入りました。そして、それに伴って育児・家事にかける時間が多少増えつつ…ではありますが。 めっちゃ余談ですが、上の子も、下の子もそれぞれ同じくらいの規模の少人数の幼稚園・小学校に通っているのですが。(それも、地域では〝最後の砦〟と表現されるような地域です。笑。)まだコロナの予防接種を受けられない年齢の子が多い幼稚園の方が休園になることが多くて、ワクチンって 上の子は気休め的な気持ちでやったけれど、一応効果があるのかもしれないな…と感じた1学期のラストでした。)

 

ピアノはあんまり弾いていなかったかも。あと、簿記の勉強も全然進んでいません。

英語はレッスンに行く日だけ楽しんで。でも、通いでのレッスンは多分 教室の手続きカレンダーに沿って、9月で退会する予定…かな。

 

 

 

6月半ばにリトミックの小さなテストを受けました。

産後しばらくは、自分のためのリトミックの勉強を ものすごく負担の軽い 月1回のオンラインレッスンのみに切り替えていました。

ですが、そろそろ下の子も大きくなってきて、ちょっとずつ夫や上の子とも遊べるようになってきたし、コロナの方は…といえば 待てども待てどもあまり状況が変わらず、このままだと引きこもりっぱなしで時間を無駄にしてしまうのでは…?という焦りのようなものを感じ始めたため、実際に教室へ行ってレッスンを受けるスタイルに戻すことを決めたのでした。

 

そして、そのためには、その教室の復会オーディションを受けること という条件がありました。

 

オーディション…といっても、バサバサ落とされるようなことはなく、イメージ的には健康診断のようなものです。

 

動く・うたう・相手の動きを見て即興的にピアノで音をつける…など、リトミックの基本となる課題と、既成のピアノ曲を2曲弾く課題。

その後、試験官の先生からの講評。

 

 

『フレーズ感がない』のがあなたらしい、とまで言われて帰宅。

バサバサ落とされることはない 試験ではありますが。

リトミックの国際サーティフィケイト(こちらは点数化されて容赦なくバサバサ落とされるタイプの試験)の時も含めて、先生方からもらう講評は毎度、精神的にきついです。(^^;(←注:私の個人的な問題です)

 

毎回必ず同じことを言われます。

 

重心が軽すぎる。

フレーズ感に乏しい。

 

しまいには、試験官の先生に、これが そらまめちゃんだよね(笑)と言われて帰ってきました。

 

いつもなら、苦笑いで流して、どうせ私なんてこんなもんなんだから…としばらくすれば元通りなのですが。

今回はどういうわけか、

〝ただでさえこんな自分のことが嫌いなのに、このまま一生同じ課題を解決することもなく、軽すぎる、何が言いたいのか分からない。と言われ続けるんだ…。〟

…と思ったら、最高に悲しくなりました。

 

で、気がついたらtwitterにつぶやいていました。

 

 

(全くの余談ですが、そのとき、『もう消えたいな…』という思いが ふと頭に思い浮かんで。『消えたい』なんてきっとみんな思うことなんだろうな、どうやって乗り越えているのかな…となんとなくスマホで検索したらトップに『こころの健康相談統一ダイヤル』の表示とともに電話番号が現れました。そっと閉じました…。)

結局、自分に足りないものはなんなのか

あの時、ブログを通して手を差し伸べてくれた梅つま子さんには感謝しかありません。

本当にありがとうございます…!

 

梅つま子さんは、ずっと英語を学ばれていて、今は教える立場でもいらっしゃいます。

 

「自分、または自分の生徒さんが『フレーズ感に欠ける』と言われたら、つま子さんならどうしますか?」

 

…という質問に対して、語学の目線で答えてもらったのですが。

つま子さんが綴るその内容が、自分に欠けているものを客観的に見る手掛かりになりました。

 

〝あなたはフレーズ感がない〟

なんて、絶対言われることがなさそうなつま子さんの記事です。

www.tsumako.com

 

この中でつま子さんは

 

<引用>
語学も音楽も技能、テクニックのような、規範にのっとるべき部分と、
意志であるとかオリジナリティであるとか、自由に情熱を乗せる部分があり、
その2つで構成されていると私は考えるのですが、

 

と分析されていて、

 

<引用>
最初の問いに戻ると、「あなたの英語はフレーズ感に欠けている」と言われたら、
「その通りです。具体的には、私の場合は文法的知識を伝達したい内容に応用する力がないと感じているので、文法を運用するためのトレーニングをします。」
と言うんじゃないかな。

 

と結論づけています。

 

 

この記事を読んで、

フレーズを 言いたいこと と 表現するための技術的な部分を担う文法に分けて考える…ということにものすごく納得がいったのでした。

 

日ごろ リトミックでは、音楽における 文法の部分を全身を使って学んでいます。

が、言いたいこと と 文法 を分けて考える…というところにこれまで 私自身の考えが及ばなかったのは、

音楽表現=(うまい下手はさておき、)誰でも伝えたいことは持っていることが前提になっている

…という部分に気がついていなかったから、だと思いました。

 

 

そして、自分の場合は、

 

そもそも、伝達したい内容が明確になっていないんじゃないか……

 

と気づいたのです。

 

つま子さんが、私の音楽に対して『そらまめさんにこの「フレーズ感がない」という指摘が当てはまるのかがどうかが全くピンと来ない』と言ってくださったように、私もつま子さんの「文法的知識を伝達したい内容に応用する力がない」…が全くピンときません。

だって、twitterや英語ブログにいつも楽しそうな英語の話題を書いているもん。

 

つま子さんの発信しているブログでは、つま子さんの伝えたい内容がいつもはっきり伝わってきます。

 

だから、魅力的で 更新されるたびに必ず読みたくなるんだね。

…となんだか妙に納得しました。

 

伝えたいことが明確になって初めて 文法が役に立つのだとわかります。

 

 

それに対して、私は音楽に限らず表現するものすべてに〝伝えたいこと〟がはっきりしていない気がする…と感じています。

 

試験官の先生たちが言いたかったことは多分こうです。

私の演奏は ひとつひとつのフレーズについてくる拍子、音程、和声に基づくアクセント・強弱…といった語学で言えば文法に値する部分以前に、どこが始点でどこが終点か分からないほど主張がない

…ということだったのだと思います。

 

 

次の記事に続きます。、
今日もありがとうございました!