そらまめのおと

8歳&2歳ボーイズの母が綴る育児記録と日々の日記。

『あなたにはフレーズ感がない』で憑き物が落ちた日記③

スポンサーリンク

毒親 アダルトチルドレン 子育て ピアノ

こんにちは、そらまめです。

 

www.soramametone.com

続きの

 

www.soramametone.com

続きです。

 

〝フレーズ感〟を自分のものにするために 自分の幼少期の思考のクセを改めたいな…

と思うようになり。

 

本を読んで納得したことを生かして最近取り組んでいることと、

そして、過去の自分はどうあれ(笑)、最近心がけていること

 

を中心に書いてみようと思います。

 

 

『やりたい気持ちがわいてくるまでやらない』生活

はじめは、何も手につかなくなったのでひたすら本を読んでいた状態でしたが。

それから、意識を変えて てやる気が出てくることを待つスタイルになりました。

 

それは、家事など家のこともそうですが、ピアノやリトミック、英語、簿記などの自分の勉強の面も。

そしてランニングやブログなど 自分が習慣にしようと決めていたことも。

習い事の送迎や子どもたちの家庭学習など、子ども関連はどうしても削るのが難しかったのですが、それ以外では、一度全て手放してなるべく 時間に空欄を作ってみることにしたのです。

(6月の後半からスタートしたので、もうかれこれ1か月はそんな意識で暮らしていました。)

 

はい 次はこれ。その次はそれ、〇時になったらこれ。

 

…とここまでの人生、常に何かに駆り立てられるように朝から晩まで 毎日毎日 義務感で走り続けていたのをやめたのは、自分にとって不思議な感覚があります。

最初は 不安に近かったかな。

あれ、やんなくていいのかな…的な。笑。

 

そして、家事の〝やめたこと〟は ちょっと皆さんの期待から外れそうですが、やめたのは家事そのものではなく〝効率化〟のほう かな。

 

時短時短、効率化効率化…!

早く終わらせて早く次のことをやらなくては。

 

と、私の場合は 家事を時短して効率化した分の時間を他に回して、さらに別のことをしようとして…ギスギスの悪循環を生みだしていました。

 

 

なんか、まるで時間がない方が、忙しい方が偉い…と無意識に思っていたんだな、と気づきました。

(逆かな、常にちょっとでもなにかプラスの行動を取っていないと社会に見放されるのでは、という不安感かもしれない。)

 

そんな風に時間に空欄をつくり、心の底から〝それをしたい〟という思いが出てくるまではやらない…という生活していると、自分が継続してやり続けたいことっていったい何かな…という思いが自然に出てきます。

もちろん、子育て中の身なので、今のところ ほとんど思い通りにはなりませんが、

 

朝起きてすぐにやりたいこと

昼間にやりたいこと

夕方にやりたいこと

そして夜はたっぷり寝たい…。

 

と、1日の流れのような感じで出てくるようになりました。

 

 

(相手の)気持ちに共感できるまで立ち止まることを許す

これは主に子どもに接する時。

これまでは子どもが感情を表すことに対して条件反射のようにイライラしていました。

 

何か 物を欲しがってワーワーしたりとか、

保育所送迎の際、別れ際に泣き出したり、

やらなきゃいけないことがあるのにそれを後回しにしたり、

兄弟のおもちゃの取り合いとか…。

 

他にもいろいろあるけれど、そういうちょっとネガティブな場面ではもちろん、

 

例えば、

兄弟ふたりで楽しくなりすぎてわーわーしていたり、

多分感触が楽しいのだと思うけれど、食べものやコップの水で遊んでニコニコ笑っているときとか、

興味をもって同じことを繰り返すんだけど、それがちょっと乱暴に見えるときとか、

あとは、上の子がテストなどでちょっといい成績をとってきて浮かれているときとか。

 

本人は楽しかったり、ポジティブな気持ちでいるときも、表面上は理性で繕っていて面と向かってキレたりはしないものの、かなりの頻度で反射的にイライラしている自分がいるのです。

 

そんな時にじぶんが取りがちなリアクションは

 

流す。

 

ふーん、そっか、良かったね。

 

って。

 

 

そして、ネガティブな場面では普通に怒ってしまっていました。

そんな感情ダメだよ、認められないよ。

というニュアンスだな。

ひどいね。

でも、今まで それがひどいことだと考えたこともなかった。

 

 

そして、そんな風に子どもの感情そ否定し続けていると子どもは健康には育たない…とどの本にも書いてありまして。

自分も例外なく…だな、と自覚して。

 

 

改めようと決心はしたものの、本当に条件反射的だからかなり難しいのです。

 

 

感情を持たないことが、幼少期から自分が 生きていくために必要なスキルだったから仕方がなかった。

そして、子どもたちにも生きていくスキルとしてそれを教えようと無意識的にやってきたことだった…

 

 

けれど、それは本当は必要ない。

必要ない環境を用意したい。

本当に必要なのはここぞ!という必要なタイミングで子どもの心に共感すること。

 

 

でも、今の自分は 子どもの気持ちに即座に反応して共感するのは難しすぎるので、

 

〝子どもはいま、何を考えているのかな。どんな気持ちかな〟

 

…とちょっと時間をかけてもいいや

 

と思っています。

そういうトレーニングをしようと思います。

 

共感、は子どもや自分以外の人にだけではなく、自分にも。

 

例えば、自分が誰かと話していて ものすごく緊張していて。

家に帰ってからふとしたタイミングでそれを思い出して、

 

あの時緊張してたね、大丈夫大丈夫。

 

と振り返って自分の気持ちに共感するトレーニングにもつながっています。

 

だんだん、即時的にできるようになるといいな。

 

 

 

心に残り続ける言葉

そんな感じで『あなたにはフレーズ感がない』と言われてから、自分のなかで色々と変化が起きています。

 

立ち止まって考えているタイミングで、ふたつ、自分の心のなかに響く言葉に出会いました。

 

 

よい時間をすごすため

www.tsumako.com

一つ目は、先日の梅つま子さんのブログの中の言葉。

 

究極的には言語の意味というのは、「よい時間を過ごすためのもの」だと思っています。

 

というところ。

つま子さんのこの言葉に完全に打たれました。

音楽もやっぱり、大切な人と時間を共有するようなものでありたい。

フレーズ感ないって言われたけど、自分の音楽もちゃんと〝時間〟を表現することを意識したものにしたい。

 

 

 

使命感

もうひとつは、

 

私はリトミックを好きだから やっています。
好きな気持ちも持っているし、それから使命感も 持ってやっています。

 

と言う言葉。こちらは尊敬するリトミックの先生の授業の中のことばです。

 

私が 使命感をもってやれることってなにがあるだろう…とこの言葉を聞いてから今でもずっと考え続けています。

 

 

立ち止まったけれど…

なんだかもう全部投げ出して、

やーめた!

と一瞬投げ出しましたが、出会った言葉や、読んだ本や、傍らで成長し続ける子どもたちを見ていたら、少しづつ前に進みたい気持ちになってきました。

 

改めて、言葉の力で自分を見つめ直すきっかけと

何かの底から這いあがるチカラをくれたつま子さん。

本当にありがとうございます!

 

 

急に全部は変えられないけれど、

少しづつ前に進みたいと思います。

そして、今の自分は、立ち止まりたいときに立ち止まる選択肢も選べるようにバージョンアップしました、(^^

 

憑き物が落ちた話は以上です。

 

連日ありがとうございました。