こんばんは、そらまめです!
え、「かき氷始めました」なノリのくせに タイトルが衝撃的ですって?
すみません( ´∀`)
先日、幼稚園に用事があり車に乗っていたところ、いつもかかっているFm yokohamaのラジオ(朝の「ちょうどいいラジオ」)から、
「性教育は何歳から始めるか」
…と聞こえてきたのがきっかけです。
なるほどな、と思った話。
私自身は最初このタイトルを聞いた時(ラジオは、いつも車を運転している時しか聞かないので、番組や内容はかなり一期一会。知ってたら最初から聞いてみたかったなぁ…と思いますが、実際は最後の30分しか聞けず、結論だけ聞いた感じです。)、
「何歳って言われても、自分だったらいつ教えるかな…。 あんまりイメージわかないなぁ。」
…というのが第一印象。
ラジオの中では光邦さん(メインパーソナリティ)も、年子さん(北村 年子さん:おはようネンコさん というコーナーに出てくるノンフィクションライターさん)も、
「なるべく 幼児期から始めよう」
と言っていましたが、それを聞いても はじめは あまりイメージがわかずでした。
が、ラジオの中では 視聴者さんからの意見がたくさん投稿されていて、その中に、
「小さい頃 性犯罪に巻き込まれたけど、それがどれだけ酷いことをされたのか を親や警察に説明するだけの知識がその当時は無くて……」
と辛い経験を語ってくださったものがあり、
確かに…そういう目線で見たら早いうち(遅くとも、子どもだけで行動することが増えてくる小学校入学前)からの教育が必要だな。
と納得して車を降りました。
心と身体を分離するから おかしなことになる
性教育をしていく上での考え方として、
「心と身体はつながっているもの。 それを分離するから(性に関わる内容の〝行為〟の部分だけ取り出して取り扱うから)おかしくなっちゃう。」
…という、光邦さんと年子さんのコメントには大いに納得しました( ゚д゚)
また、
「幼児期に取り扱っておくと、自然と受け入れてもらいやすい。」
という意見も。
このラジオを聞いていて、納得できる部分が多かったので、れんさんにもお伝えしてみようと思った次第です。
どうやって伝えようかな…
考え方
…とはいえ、〝性〟について教える…といったって、れんさん男の子だけど、さほど男の子男の子してない、というか、ブログ界の大先輩たちが〝ラン活〟と書いているのを見て、
「わ、今れんさんにランドセル……見せたいけど、見たら80パーセントは『ピンクがいい!』って言われるよ、今は見せられない(^^;」
と怯んでしまうほど、自分の性別とかあんまり興味なさそう。
また、〝性〟って、今の時代かなり考え方が多様になっているように感じるので、一括りに
「女の子はこうで、男の子はこうで…」
みたいに断言されているものは避けたいな。
と思いました。
それをふまえて、
・本人が嫌がるそぶりが見られたらそこで一度ストップしよう。
・自分の身体に興味を持ってもらえそうな内容のものを。
・自分や友達の身体、そして存在そのものが とても大事なもの、と認識するとともに、悪い人から身を守るような声かけをしたい。
……というようなところを第一の目標にすることにしました。
絵本
その目標に合いそうな絵本を ひとまず2冊チョイスしました。
みんなであなたをまっていた [ ジリアン・シールズ ]
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*みんなで あなたを まっていた
ジリアン・シールズ 文
アンナ・カリー 絵
松井 るり子 訳
ほるぷ出版
おちんちんのえほん (からだとこころのえほん) [ 山本直英 ]
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*おちんちん の えほん
やまもと なおひで・ぶん
さとう まきこ・え
ポプラ社
読み聞かせしてみました
*みんなで あなたを まっていた
すごく優しい絵のタッチで、読んでいる私もあったかい気持ちになる絵本でした。
これは、性教育 というよりは、
「まず、あなたのことが大切ですよ」
と知ってもらうのが一番かな、と思ってこれに…。
れんれんも、文章と絵が 相当心地よかったのか、絵本を読み聞かせ終わったとたんに
「あれ?もうおしまい?」
と尋ねられてしまいました( ´∀`)
これから兄弟が生まれる上の子にもいい感じの内容です。
*おちんちん の えほん
こちらは、書店で探すのに苦労し、5店舗くらい見てまわって見つからなかったので、ネットで購入しました。
届くまで詳細が分からなかったのですが、れんさんより先にフライングで読ませてもらったところ、かなりストレートに書いてあり、しかも長めだったので、
「どこまで理解してもらえるかな…」
というのが第一印象。
けれど、大事な部分の呼び方から、赤ちゃんが生まれるまでのおおまかな概要、悪い人もいるんだよ、という話など、伝えたいことがしっかり書かれていました。
そして、男同士の方がいいかな…、と初回はべーさん(夫)に読み聞かせしてもらいました。
反応は…
真顔でじっと話を聞いていました!
小さいながらに、大切な話をしている…というのは伝わったみたい。
また、絵本が到着したときは、
「おちんちんのえほん?なにそれ〜(照れ笑い)」
というような反応だったので、こんなに小さいながらにそういう話はタブー視されやすい、ということも薄々感じとっていたのね、ということに気づかされました( ´∀`)
読み聞かせが終わった後
「明日も読んで」
という反応だったのが印象的。
長かったけど、一度もふざけることなく聞いていたので、小さいうちに始めるのも悪くないな、と感じました。
余談だけど…
小さい頃後追いがすごすぎたれんさんなので、実は私が生理の時も普通に目の当たりにして知っています。
ざっくりと、
「この血液は赤ちゃんのベッドだよ。」
と説明してあり、れんさんの方も
「痛いの?」
と聞いてきたり(これも 「人によるけど、おかーちゃんは そんなに痛くないかな。」と隠さず説明しちゃってました( ゚д゚))、最近では慣れてしまって、
「赤ちゃんのベッドだもんね!」
と自分から言うようになりました。
多分そのうち、この絵本の補足説明的に、「ここに赤ちゃんのベッドが入っているんだよ」
と話す予定です。
べーさんの方も
「ここは大事だから 汚い手で触るとばい菌が入って病気になっちゃうから 気をつけるんだよ」
と補足説明をしていて、そんなことを話すきっかけにもなるのね、と見ていて思いました( ´∀`)
うちの場合は、この時期に始めて良かったみたいです。
また、夫婦で
〝この本は、幼稚園や学校で読み聞かせするより、お家で保護者の人に読んでもらうのがいいね〟
と、意見が一致しました。
うちでは、購入した絵本はれんさんと、うちに来る生徒さんと共有にしているものがほとんどですが、これは、私たちかられんれんへの絵本になりそうです。
それでは…今日もありがとうございました!