そらまめのおと

8歳&2歳ボーイズの母が綴る育児記録と日々の日記。

はじめての読書感想文(小学校一年生)

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こんばんは〜!

6歳のれんさん&0歳のりんさん。

6歳差、2人のボーイズ育児中のそらまめです。

 

今年は、短い短い夏休み。

初めての夏休みでもあるので詳しくは分からないですが、おそらく宿題の量も少なかったのでは…という気がします。

 

算数と国語のページが交互に出てくるプリントが1冊(算数10日分、国語10日分で、毎日1ページずつやると夏休みが終わる感じ。)

あとは、絵日記1枚、朝顔の観察2枚に音読。

読書の記録、という、読んだ本のタイトルと一言感想を書く紙も1枚もらってきました。

 

 

そして、学校オススメ(?)の自由課題の書かれたプリントが1枚渡されましたが、その中で1年生が対象になっているのは、緑化ポスターと読書感想文だけ。

しかも、その読書感想文も、いつもなら〝400字詰め原稿用紙2枚〟などいろいろルールが決まっていると思うのですが、「今年はコンクールとしての審査は行いません」となっていて、形式も指定なし。

確かに、今年は夏休みの長さも地域によって異なるので、そうなるのも分かるなぁ。

 

 

れんさんは今回、「形式も文字数も決まっていないなら気が楽かもしれない」…と思い、読書感想文にチャレンジしてみました。

 

 

今年度は1学期がまる2ヶ月しかなく、短かったのも影響しているのか、読書感想文以前に、そもそも〝作文〟そのものがほとんど経験なし。

 

そして私も、原稿用紙の使い方を全然覚えていなくて。

 

スマホ片手に調べながら、

 

「題名の上は2〜3マス空けるんだ〜!」

 

「えっ、名前下から書くの?」

 

……と親子で大騒ぎしながら取り組みました。笑。

 

(この先、読書感想文に取り組んだ様子が書かれているのですが、具体的に内容に触れてしまうと〝初出のもの〟でなくなってしまう可能性があるので、れんさんが読んだ本のタイトルや感想文の内容については触れていません。よろしくお願いいたします^ ^!)

 

 

本選び

読書感想文に使う本は、夏休みに入る直前に、本屋さんの推薦図書コーナーでタイトルを見て、雰囲気で気に入ったものを2冊購入。

 

さらに、2冊を読み終えてから気に入った方で感想文を書くことにしました。

 

その後、感想文を書くまでに、何日かに分けて3回ほど音読。

 

 

感想文を書く前に…親の私が準備した心構え

自分が幼い頃に書いた読書感想文…といえば、思い出す限り、ただの要点のまとめだったような気がします。

 

もともと、自分の思いや考えに自分自身が気づくのが鈍く、その思いや考えに、さらに言葉を与えて文章にするなんて……苦手中のニガテな私。

それを乗り越えたくてブログを始めたくらい、ニガテです(^^;;。でした、かな(←自分比)。

 

オーディオブックで、これを聴きました。

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本です。

(この写真のリンクはオーディオブックではなく普通の本です。)

 

 

オーディオブックなので、抜粋がしづらいのですが、

 

〝書きながら考えるのです〟

 

というような一節があり、無理に完成された考えにしなくてもいいのかな…と感じました。

 

これを読んだ(聴いた)私が、作文ビギナーのれんさんに伝えられるかな…と思ったことは、

 

〝いつ・どこで・誰が……〟の5W1Hを意識しよう!という、基本を明確にしながら要点をまとめるように伝えることと、

 

それに対して〝どう感じた?〟〝それのどこの部分が好きだった(おもしろかった)の?〟……といちいち細かくインタビューをすることでした。

 

 

読書感想文を書いた当日にやったこと

①気に入ったところに付箋を貼る

いよいよ、今日、読書感想文を書こう!という日。

はじめから終わりまで音読をしながら、

〝ここが好き!〟

〝ここは感動した〟

というところに付箋を貼っていきました。

渡した付箋は10枚。

「短いお話だし、多くてもベスト10までにおさめてね」

と声をかけました。

 

実際に使った付箋は6〜7枚くらい。

ちゃんと10枚で足りました^ ^

 

 

②気に入った部分を書き出す・全体の流れを整理する

音読しながら付箋を貼る作業を終えたら、最初に戻ってページをめくりながら、気に入った部分の気に入ったワードを紙に書き出しました。

 

書き出しながら、読み込みや理解に補えるところを声かけしました。

 

今回は、なんだかたくさんのアイテムが出てくる本だったので、

 

「れんさんは、〇〇の部分が好きって言ってたけど、他には何が出てきたっけ?」

 

のように、物語全体を把握できるように。

 

 

メモに使った紙は、れんさんにとって〝魔法の白い紙〟=コピー用紙

小さい頃から絵を描いたり、地図を書いたり。

いろいろな使い方で使ってきておなじみの紙です。

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(最近のコピー用紙の作品。この後セロハンテープを使って立体に仕上げていました。)

 

たくさん使いそうなときは、あらかじめ何枚か用意して、クリップボードに挟んで使っています^ ^

 

③書き出した〝気に入った部分〟に、どんどんインタビュー大会

 

「どうしておもしろい…と思ったの?」

「ここのどんなところに感動したの?」

 

…と聞きまくりました。

はじめは、聞くたびフリーズ状態。

なかなか答えが出てこない。

 

でも、繰り返すうちに少しずつ出てくるように。

 

短くて本人が喋った側から書けそうなところはれんさん自身が書き、長すぎて喋ったことを覚えていられない部分だけ私がメモをお手伝いしました。

 

 

④いよいよ感想文を書く!

ここからは、ほぼ、③で本人が喋ったことをそのまま原稿用紙に書いていく作業になりました。

 

ここで功を奏したのが、魔法の紙:コピー用紙

時系列がぐちゃぐちゃだったメモを切り刻んで、文章が読みやすくなるように並べ替えできる!

 

f:id:momongaa394:20200903212602j:image

 

途中でお昼をはさみ、おやつをはさみ、丸一日がかりでやりました。

 

 

当初の予定では半日で終わらせて、午後はりんさんと3人でお散歩に行く予定でしたが……朝9時にスタートして、終わったら夕方17時。

勤務。

 

その日の夕食はほっともっとになりましたとさ。

 

めでたしめでたし。笑。

 

 

終わった!

そうして、丸一日がかりで400字詰め原稿用紙3枚半ほどの読書感想文が出来あがりました。

最後に自分で書いた感想文をべーさん(夫)の前で音読して終了です。

 

つ………

辛かった〜!

 

 

親の私も辛かったし、れんさん本人も辛かったのでは…と思います。

終わった瞬間、2人でハイタッチしたくらい^ ^

でも、べーさんから、

 

「オレ、小学校高学年の時ですらこんなに書けてなかったと思う」

 

とお褒めの言葉をもらってまんざらでもないご様子。

 

そして、この取り組みを終えてから急に語彙力が増えたので、辛かったけどやって良かったのでは……、と感じました。

疲れたけどね。(しつこい)

 

 

「どう思った?」の部分にスポットライトを当てるだけで、文がグッと大人っぽくなること。そして、「自分だったらどうする?」の部分にれんさんの自由すぎる発想がプラスされてだいぶ斬新な感想文になりました。

 

文字通り、書きながらたくさん考えていたと思います。

 

あと、タイミング的に低学年のうちにできて良かったかな…とも感じています。

数年後だったら、もう見られるのも嫌がられる年齢に入ってしまうかもしれないですもんね。色々考えたくないけれど(^^;;

 

 

……というわけで、れんさんの初めての読書感想文の記録でした。

 

 

 

今日もありがとうございました!

今週のお題「読書感想文」