こんにちは、そらまめです!
久々に、雑談を…。
最近、野暮用で上の子れんさんのスイミングが曜日変更になり、スイミングの送迎バスが空き待ちになってしまったので、しばらく私が車で送迎しています。
その帰り道に、、現在8歳のれんさんがまだ0~1歳の頃、一番最初に通った 一時預かりの保育所があるんですよね。
で、懐かしいな…と当時(7~8年前かぁ!)を思い出しながら運転していて。
ふと、今がコロナ禍じゃなかったら、りんさんの産後の今、れんさんの時と同じようにがっつりと仕事復帰していたかな…?と想像してしまったのでした。
退職していてよかった。
結論から言うと、りんさん出産前にしていたスタイルでの仕事復帰は本当に絶対(!)無理だと考えています。
(多分、ギャラを倍にされても断ると思います。苦笑。)
りんさんの産後については、当時勤務していた幼稚園では 退職か産休(&必要なら育休)かを選ばせてもらえました。
で。かなり迷ったのですが、ちょうどれんさんの小学校入学のタイミングでもあり、先の読めない要素が多かったので退職を選んで。
そのままコロナ禍に突入してまず思ったのは
『あのとき退職を選んでいて本当に良かった…!』
でした。
もちろん、まだちゃんと話せない赤ちゃんを抱えて仕事に出歩いて(→勤務地遠い)、一家で感染するのが怖いから…というのもありましたが…。
それ以上に、まず、学校が急に休校になったり、学童保育に利用制限がかかったりして日常が日常ではなくなり『いつも通りの流れ』がなくなったこと。
そして、それに伴って家族の在宅時間が長くなったことで、子どもたち、特に小学校に上がった上の子の家庭内での活動が増え、私も子供たちの興味・行動をただただ見守る…という機会が増えて。
物理的に家庭内に手が必要になって、これでもし〝第〇波が落ち着いている時だけでもレッスンして〟と言われても、自治体によって対応が違ったりして色々困難だし、
それに、私が家にいれば子どものピアノの練習時間も、通信教材のドリルをやる時間もしっかり捻出できるんだと気づいてしまった…というか。
幼児の頃は何よりも遊ぶことが大切で、延長保育も、お友だちと遊ぶ時間が増えてよかった(れんさん本人も延長保育でお友だちや先生と遊べるのを楽しみにしていた)面が大きかったけれど…。
そもそも、ピアノの先生って平日に限って言えば夕方以降がメインの勤務時間。
そんな我が家が もし学童を利用するとしたら、最終時間まで利用したあとに、下手したらそこから公共の交通機関を利用して帰宅する…という流れになります。
(あるいは、お迎えだったとしても、りんさんのお迎えもあるのでまっすぐ帰るのは難しいかな。)
帰宅したら夕食、入浴、時間割をそろえて寝ましょう…みたいな流れ。
本人が望んでその流れ(=学童で、学校の宿題だけやってあとはお友だちと毎日遊ぶ)ならいいかもしれませんが、
周りのお友だちは習い事に行ったりしているのに、なんで僕だけ毎日学童なの?
と言われたら正直めっちゃ悩みそう…。
(その点、幼稚園は 延長保育の時間内に課外で体操を習ったりできたのでよかった。)
田舎の学童だから、気の利くサービス的なものも無いし。(^^;
(民間学童も、コレ!というところは見つけられず…。)
要するに、
『これが小1の壁ってやつかぁ!』
(そして、これを産前の仕事を続けたまま迎えていたら自分や家族はどうなっていただろう…)
を実感してしまいました(@田舎。)。(^^;
家が職場になって気づいた『掃除しなくても死なない』は絶対うそ…だと思う。
お掃除、そりゃ 必要な頻度は人それぞれだと思います。でも、育児が忙しい、仕事が忙しい…という話題になると、
〝掃除はしなくても死なない〟
と話したりしますよね。
意味合いとしては、元気づけ?ほどほどに手を抜いてね…的なやつ。
私も過去、忙しい時に夫に言われたりしました。
何をやって、何をやらないか取捨選択しないと!
と。
その時は確か 確定申告かなにか、書類を期日までに作成しなければならない時だったと思います。
〝掃除や家事なんてしてないで書類を作りなよ〟
…という意味で言われました。
その時は、本当にお掃除なんてしていたら間に合わないくらいギリギリの状態だったのでその言葉を飲んだのですが。
心の中でずーっと引っ掛かっているんですよね。笑。
なぜって、家を掃除するのはこの家のなかでは私だけだから。(この冬に関して言えば、年末の大掃除すら誰もやらなかったよ(^^;)
コロナ禍で外出の機会が減って、余計にモヤる。
一日中子どもが家にいればそれだけでおうちが大変なことになります。
コロナ前だったら、同じくらいの年齢の子どもがいるお友だちと公園や児童館などに集まって、子どもはそこで遊んで、そのまま昼食でファミレスに行って…なんてことができた。そして、お仕事の日は子どもは保育所が活動場所になる。
こんな風に家族が外で活動すると家は汚れにくいから お掃除の頻度も少なめで大丈夫だった。
それがなくなって、0~3の子どもをどこにも預けずに自宅で育ててみて思う。
掃除必須。マジで。
きれいか汚いかなんてお構いなしに あちこち触るもん。
食べこぼしだって、これは拾ったらごみ箱に入れるんだ…って理解できるようになったの、割と最近よ。
そして、家でレッスンをするようになって感じたのは、外で働いていたときには 職場に お掃除を仕事としてしてくださる方がいたけれど、家が職場になると、そんな人はいません。
お掃除をしないで生徒さんをお迎え…私はできません。
ほこりが多いせいで生徒さんがアレルギーになっちゃったら困るし、
加湿器のお手入れをしないとピアノがダメになっちゃうし、
安心してレッスンに来てもらうためには手指消毒用の消毒液やハンドソープ、ペーパータオルの確認や補充は必須。
今、私はピアノの先生だし、清掃員さんでもあります。
…そんな風に、お掃除を、もしかしたら外注するかもしれない仕事として客観的に考えることがあって。
まぁ もちろん全然稼いでいないので非現実的すぎではありますがね。笑。
で。
育児って明らかに自宅が職場な状態だと思うのです。
特に未就園児のいる家庭とかね。
お掃除しなかったら心もからだもズタズタになりそう。
でも、それで体調崩しても労災とかないもんね。笑。
そこで思ったのです。
家事って、取捨選択して捨てても大丈夫なものではないよね…って。
食事に関しては、もっと健康に直結するかもしれない。
自宅から徒歩圏や、通勤中・帰宅途中に(コンビニに寄るような気軽さで)健康を維持できるメニューを売ってくれるお総菜屋さんがある人なんてそんなにたくさんはいないと思います。(我が家の周りにもありません。外食すら、お野菜たっぷり♡を期待できるお店は限られているような…。……田舎だから?)
ごはんさえ炊いておけばおかずは万事オッケー!みたいなお店が近所にあったら超ラッキーなのになぁ…食洗器で洗えるタッパー持参で、量り売りしてもらって……と妄想が捗ってしまいます。笑。
このご時世、実家を頼れる人だけがこの業界で仕事を続けられる勝ち組なのでしょうかね。(^^;
私たちの職場は自宅なんだ、家事(…というか、育児をするのに必要な整った環境)は必須、掃除は必須なんだ!!
という気持ちです。
子どもの成長はものすごくよく感じることができる。
そんなこんなで、お声がかかってもなかなか身軽に〝は~い!〟と出ていけない状況になっていますが。
それでも、このお仕事が好きなので、細々とでも続けていくしかないよね…と思っています(^^
あと1年して下の子、りんさんが幼稚園に入園したらまた状況ががらっと変わるし。
(あまり落ち着かないかもしれませんが、昼間に事務作業ができる時間が生まれるってことよね。)
ところで、現在 自宅でレッスンをしていて、特に平日は 保護者の方と生徒さんご本人の同意のうえで 下の子をレッスンに同席させてもらっています。
そんな環境の中で、りんさん、レッスンに来ている生徒さんの真似をして、一緒に動いたり歌ったりするようになりました。
ついこの間まで、レッスン中はずっとおんぶされていたのに。
2歳児クラスのさらに1つ下の学年で、しかも早生まれ(1月生)なのに、もう音名でピッチ合わせて、ハンドサインまでつけて歌えるなんて、本当に習慣の賜物だと思います。しかもレッスン中は〝おかーちゃん〟と寄ってこないので、母子分離もできちゃいました(^^;
同業者はあまり読んでいないと思いますが、余談:
ピアノ・リトミックのおよそ2時間ちょっとのレッスンの時間、下の子は、レッスンの開始までおやつを待ってもらい、ピアノのレッスン開始と同時にまずおやつで30分~40分くらいもたせます。
その後、シール貼りやレゴなど、少々時間のかかる遊びに誘導。大好きなくつろぎ用毛布も持ち込んで。笑。
それで1時間半くらい。
ここまでくるとだいたい聴音まで終わるので、そこから全部片づけて一緒にリトミック…という流れでやっています。
普段の生活でも、2歳になるくらいまでは基本ずっとぐずっていたのに、最近は笑顔が増えたな…とか、やりたい放題やっているな…とか。笑。
仕事中もそうでない時も、土日のレッスン中以外はずーっと一緒にいるのでれんさんの幼児の頃に比べたらとても距離が近い感じがします。
そして、現在のれんさんといえば、なんか、(コロナ禍で他にやることがないので)学校・ピアノ・習い事・家で勉強…しかやっていないように感じますが、それでも、帰りは乗り物に乗りたいがために一人で帰ってくることを選んだりして 楽しみを見つけています。
(「今日は特急列車を3台見た!」だの、「駅で落とし物のICカードを見つけて駅員さんに届けたらオリジナルカードをもらった♪」だの、帰るたびにテンション高く話してくれます。笑)
で、それとなくれんさんに聞いてみたのです。
以前のように、夕方遅くまで外で仕事、したら嫌ですか…?
と。
そうしたら、やっぱり嫌だとな。
赤ちゃんの頃から集団生活に慣れているれんさんなので 別に学童が嫌だとかはないけれど、今の環境に満足度が高いんだそうで。
そっか。そうだよね。
自分で『これ!』と選んだものはなるべく叶うようにやってきたのだから、今が満足なのは、そりゃそうだわね。
8年前の自分へ
あの時、まだ4か月のれんさんを保育所や実家に預けて、しかも保育料などで赤字を出してまで 頑なに仕事復帰することにこだわり続けていた自分へ…。
その努力は無駄じゃなかったよ!
子どもも保育所・幼稚園でいろんな経験ができたし、なにより、先生方という育児の同士に出会えて心強かったし。
自分自身も仕事の面では 外に出て経験積んで…ということが出来たし。
でも、忙しさに押されて、そして 社会とつながる自分を維持するために、家庭の中に目を向けることから逃げようとしていた面があったな、と思っています。
(…というか、見えていなかった。という表現が合っているかもしれない)
二人目の子どもが私に新しい課題を運んできてくれました。
ここから先は、どうやって両立したらいいのか…という試行錯誤をしながらなんとか日々をまわしていく必要がある。
それに気が付きました。今さら。
育児環境に社会的な不備がある(夫が常に家にいないとか、意識が薄すぎるとか。希望するときに一時保育が使えないとか。あれやこれや……)のは否めませんが、必要なら外に向かって声をあげることも含め、自分だけじゃない、家族や友達や生徒さん………みんなの笑顔がちょっとでも増える〝私の生き方〟ってなんだろうな、と考えられるようになりました。今さら。
以上、8年前 れんさんの通った保育所を見て思った、現在の気持ちでした。
以前の私だったら、いかに仕事復帰するか…のハウツーしか考えなかったと思うので、これは、成長…になるのかな。(^^;
それでは、
今日もお付き合いありがとうございました!